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中途半端な返済

  • 2011年6月11日 04:51

任意売却を行う方針決定をしたら、任意売却が完了するまで返済をストップしてください。

金融機関の立場からすると、このようなアドバイスは容認しがたいかもしれませんが、現実にそうしなければ任意売却を認めない金融機関があるので、任意売却に応じるという一筆でも入れていただかない限り、そうすることはやむを得ないことだと思います。

実例をご紹介しましょう。住宅ローンの返済が滞り、すでに競売開始決定が出されていたお客様から任意売却のご相談をいただきました。直ちに債権者に連絡をとると、競売を申し立てた1番抵当権者は難なく同意が得られたのですが、2番抵当権者から任意売却には応じられないという回答がありました。その理由は「返済が継続しており、代位弁済が行われていないから」というものでした。

なんと、競売にかけられるほど長期間住宅ローンの支払いがストップしていたはずなのに、2番抵当権者への返済はずっと継続していたとは・・・お客様に確認したところ、1番抵当に比べて返済金額が少額だったため、少ない預金残高の中でも引き落としが継続していたというのです。

窓口金融機関は「返済が継続している以上、保証会社に代位弁済を求めることはできない」と言うので、保証会社に直接かけあったのですが、やはり「代位弁済があった案件しか、抵当権抹消交渉には応じられない」という立場から頑として動きませんでした。支払いさえとめておけばよかったのに、わずかゆえに支払ってしまったのが災いしました。

これはたいへん不条理のようですが、このように考えることもできます。「こちらには返済するが、あちらには返済しない」という不公平な取り扱いをしていたことが問題で、それゆえに債権者間の不一致を作ってしまったのです。

なお、これは他の方の例ですが、銀行担当者に任意売却の意志を伝えたところ「わかりました。連絡させていただきますので、1ヶ月分だけお支払いいただけますか?」と言われ、任意売却をするのに必要と思って支払った方がいます。このような詐欺的トークを駆使する「優秀」な銀行マンもいますので、くれぐれも財布のひもは堅く結んでおきましょう。

無料相談電話:0120-961-881






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