- 2011年6月28日 20:45
債務者の中には、ローンの延滞をしていることに心苦しく思い、ご自身が銀行を相手に任意売却に関する話し合いを求められる方がいらっしゃいます。しかし、任意売却の交渉は、基本的に代位弁済が行われた後の保証会社と行うものです。
任意売却するか否かを判断するのは保証会社なのですから、銀行にとっては話し合いに応じても勝手に判断する権限がありません。銀行の担当者も返事のしようがなく、ただひたすら「全額を返済してください」としか言えないのです。これを勘違いして「全額返済しなければ、任意売却には応じてもらえない」と思い込んでしまう方がいます。
にんすい では、過去の実績から多くの金融機関の方針をつかんでいますので、交渉の進め方について、よくおわかりいただけるまで繰り返しご説明いたします。
なお、保証会社は、実際の交渉を債権回収会社に委託する場合がしばしばあります。債権回収会社から連絡があったからといって、必ずしも債権譲渡が行われたわけではないので、その点でも早合点しないようにしましょう。
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