- 2012年6月17日 17:42
- 任意売却物語
任意売却のご相談の際、債権者はだれか、つまりどこから融資を受けているのかをお尋ねします。しかし、それをご存じない方もいらっしゃいます。特に、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)融資と、銀行住宅ローンの区別がわからない方は決して珍しくありません。
もちろん「そんなことはわかってるさ。どこからお金を借りてるかを知らないなんておかしいよ」という方もいらっしゃるでしょう。では、そのような方に質問です。
その融資を保証している保証会社はどこでしょうか?
これは、さすがにご存じの方は少ないのではないでしょうか。しかし、任意売却を行う際は、その保証会社によって対応が全然異なります。
どなたも将来、任意売却することを想定している方はいらっしゃらないと思いますし、保証会社がどこかで住宅ローンを選んだりはしないでしょうが、私は毎日任意売却に関わっている立場ですから、自分が住宅ローンを借りるなら、保証会社がどこかをチェックして、面倒な保証会社だと避けたいと考えてしまいます。
これから住宅ローンを組まれる方は、ぜひチェックしてみてください(もっとも、どの保証会社がいいとか悪いとか、決してここでは書けません^^;)
なお、すでに住宅ローンを組まれている方で、保証会社を確かめるには「保証委託契約」を取り交わしているので、その契約書を確認してください。
もし契約書が見当たらない場合は、法務局で建物の登記事項証明書を取得すれば、たいていわかります。ほとんどのケースで、保証会社が抵当権を設定しているので、抵当権者欄に書かれている会社が保証会社です。ただし、融資元の金融機関が抵当権者になっていることもありますので、その場合はやはり契約書を見ないとわかりません。
無料相談電話:0120-961-881
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