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正直者もウソツキも、相手のことをウソツキだと言う

再び、ヘンな記事を目にしました。任意売却を業者に依頼し、まだ成約に至らない段階において・・・

「(住宅ローンの返済は)原則的に任意売却の依頼をしても、買主が決まって売買契約をされるまでは支払わなくてはいけません。しかし、任意売却専門業者なら債権者との話し合いや、ご依頼された方の状況により、住宅ローンの支払いに対して柔軟に対応してもらえます。」

と書かれていました。これには、二重・三重・四重に誤りがあります。

まず、ローンの返済ができない状態になったので任意売却をするわけで、ローンの返済を月々行なっているのであれば、融資している金融機関は任意売却に応じることはありません。

「借りたお金は返さなくてはいけない」という意味においては「支払わなくてはいけない」ということ自身に間違いはないかもしれませんが、それは売買契約を結ぶ前後でなにも変わることはありません。

また「住宅ローンの支払いに対して柔軟に対応してもらえる」とは? まったく意味不明です。そんなことはありません。銀行の立場としては「返済していただかなくても結構です」とは口が裂けても言いません。ただし「返済を止めていただかないと、保証会社との話ができないので、任意売却されるおつもりならそのようにしていただけますか?」と、たしなめられる場合はあります。

つまり、建前としては「柔軟に対応」などありえず、本音としては「払えないと言うなら、払ってちゃおかしいでしょ」と言われることはあるのです。

そのことについては、だれが間に入ろうが、どのような交渉をしようが、まったく変わることはありません。そもそも、債務の返済について任意売却業者が代理交渉することは、法的にできないことですし、金融機関サイドも代理権のない業者との交渉に応じることはありません。

しかしそれにしても、なぜこのような初歩的な間違いを堂々と書かれるのか、その意図がわかりません。単純な間違いであれば、それも問題ではありますが、まだマシです。

もし「まったくデタラメなことを吹聴してでも、そのほうが宣伝・集客効果が高い」「実際に正しいかどうかより、力が強い方、数が多い方が主張する内容のほうが、社会的に正当なものと評価される」と考えての行為であれば、それは看過できません。状況がどうであれ、はっきり正していきたいと思います。

無料相談電話:0120-961-881





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