- 2012年11月12日 20:34
- 任意売却物語
任意売却しても返済しきれなかった部分は、保証会社の無担保債権として残りますが、早期に回収できない場合は、いずれ債権回収会社に売却されることになります。
債権回収会社とは、テレビCMをしているわけでもなく、暴力団絡みの会社と勘違いしている人もいるぐらいに、ほとんど知られていない業界です。それだけに、妙に心配される方が多いのですが、ただ不安がっていてはいけません。なにか心配であれば、まず調べてみる。これが肝心です。
債権回収会社全体の統計を見てみると、2010年の単年度取扱債権額は14兆9380億円ほど、回収額は約1兆5367億円あまりで、10%程度が回収されていることになります。
ただし、その回収額には、正常に返済されている債権や担保の売却によって回収された債権がかなり含まれているはずですから、無担保債権に限れば、どれぐらい回収されているのかはわかりません。
2010年に新たに生まれた債務者数は575万人ほど。累計では8860万人に及びます。これについても、法人がかなり含まれているのでしょうから、自然人に限れば何人いるのかわかりませんが、それにしてもものすごい数ですね。
無料相談電話:0120-961-881
- 新しい: 円満な解決を拒否した金融機関の例(1)
- 古い: 相手の立場で考えると見えてくる
コメント:0
トラックバック:0
- この記事のトラックバック URL
- http://www.ninsui.com/2012/11/12/%e5%82%b5%e6%a8%a9%e5%9b%9e%e5%8f%8e%e4%bc%9a%e7%a4%be%e3%81%ae%e5%8f%96%e6%89%b1%e9%ab%98/trackback/
- トラックバックの送信元リスト
- 債権回収会社の取扱高 - 任意売却を推進する【にんすい】 より