- 2012年11月13日 18:14
- 任意売却物語
一家の大黒柱を失い、残されたのは年金を受給している高齢者のみ。住宅ローンが返済できるわけがないため、ご相談のお電話をいただきました。
「『支払えなくなったので、任意売却します』と金融機関に伝えれば、家に押しかけてきたり、何度も電話がかかってきたりするようなことはありませんよ。ご安心ください」と、きわめて常識的なアドバイスをしたのですが・・・
その金融機関は、繰り返し繰り返し電話や訪問を行い、面談と返済を執拗に求めてきました。ただでさえ親族を失った悲しみと将来不安を抱えているところに、できるわけがない住宅ローンの返済を執拗に求めるとは、回収業務の行き過ぎどころではなく、タダの嫌がらせ行為です。
その話を伺い、そんなバカなことをする金融機関があるのか? と信じられない気持ちで、私自身がその担当者に電話してみました。すると、担当者曰く「保証会社からの要請です」 金融機関特有の実に白々しい態度で回答しました。
自らの行為に責任を持たず、保証会社のせいにするなら、その保証会社に直接話をせざるを得ません。しかし、担当者がわからないので、保証会社の代表電話にかけて、まず担当者を見つけることから始めました。
(つづく)
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