- 2012年11月23日 22:04
- 任意売却物語
Yahoo知恵袋などの質問サイトを見ていると「任意売却を依頼中」という方が質問されている場合があります。最近「BAコレクター」になりつつあり、なんでも積極的にお答えするようにしていますが、その一方で「なぜ、依頼されている業者にお尋ねにならないのだろう?」とも思います。
尋ねにくい「なにか」があるのでしょうが、それでは不適切な業者を選んでいることを自認するようなものです。信頼関係は、業者にとっても、いい仕事をするために必要なものです。わからないことは、遠慮なくお尋ねください。
かつて、こんなこともありました。
任意売却のご依頼を受け、債権者との交渉を経て、ようやっと売り出しを開始したと思ったら、売り出しから1週間ほどが経ったところで、依頼者の方から「契約を解除したい」という電話がありました。すでに反響もあり、内覧の予定も決まっていたにもかかわらず、です。
話を聞いてみると、どうやら地元業者が契約を横取りするために働きかけたようです。弊社が札付きのインチキ業者であるかのように吹き込まれたのか、その話しぶりは、その業者に指示されたことをとにかく伝えて、いち早くその場から逃げ出したい、という感じでした。
本来であれば、それは契約違反行為であり、違約金の請求ができるのですが、その時はご希望通りに受け入れることにしました。
そのような不信感を持たれた状態で契約関係を維持しても、後々事がスムーズに運ぶと思えませんでしたし、なによりも、だれかになにかを言われたにせよ、そのようにコロっと態度が変わってしまう人を見て「この人のためにはがんばれない」と自分自身が思ったからです。
繰り返しになりますが、信頼関係はお客様にとっても業者にとっても、お互いに必要なものです。
無料相談電話:0120-961-881
- 新しい: 債務者と連帯保証人の立場はまったく同じではない
- 古い: VIPと勘違いして泥棒を歓待