- 2012年11月27日 17:14
- 任意売却物語
任意売却を行う際に、実に困った問題が意外なところで起きます。これさえクリアできれば、他の手続き的な問題などたいしたことはありません。
それは、引越しの準備に非常に手間がかかる、ということです。
それまで自分自身で引越しをしてきたタイミングといえば、親の家を出て独立した時、結婚して二人だけの生活を始めた時、将来を見据えてマイホームを購入した時・・・などでしょう。
そのいずれも、狭い部屋からより大きな部屋に移ってきたのではないでしょうか。しかし、任意売却の際は、たいていは今までよりも狭い家に移るケースがほとんどです。
大きな家に移るときは、とにかく荷物をダンボールに詰めていけばいいので、何も考えることがなく簡単なのですが、逆の場合は持っていくものと処分するものを仕分けしていかなくてはなりません。そのため、全品チェックすることになります。
そして、ひと通り分けてもまだ荷物が多すぎて、新しい家に収まりそうにありません。再び、持っていくつもりだったものから処分するものを選ばなければなりません。この作業は予想以上にたいへんです。
お父さんが銀行マンだったという友人から聞いた話ですが、その家庭では転勤がたびたびあるので、前の家から持ってきたのに、とうとうその家では一度も開梱しなかったダンボールは、ふたを開けずにそのまま捨てる・・・というルールがあったそうです。それぐらいの思い切りが、任意売却の引越しにも必要なようです。
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