- 2013年1月18日 21:00
- 任意売却物語
マンション管理費の滞納の増大は、管理組合の運営をむずかしくしています。そのため、厳しい姿勢で望む管理組合や管理会社も増えてきています。
そのような状況だけに、住宅ローンの返済が厳しくなり、任意売却することを決めた方でも、管理費だけはどうにか払わないといけない、とお考えになる方もいらっしゃいます。
しかし、そのような心配は無用です。任意売却を行うと、滞納管理費は任意売却に必要な費用として認められますので、物件の売買代金の中から精算されます。ですから、確実な回収が見込めるので、滞納があったとしても任意売却であれば、管理組合と管理会社にとっては安心なわけです。
管理会社にとって一番困るのは、理由がわからないまま滞納がいつまでも続き、精算される見通しが立たない場合や競売になってしまうケースです。
競売の場合、滞納管理費は新たな所有者に支払い義務があるので、別に困ることはないという考え方もありますが、管理会社が実際に集金しなければなりません。どのような人が競落するかはわからないですし、滞納額が何百万円ともなると、その取り立ては簡単ではないかもしれません。その点、任意売却の場合は、自らお金を払い込んできてくれるので、滞納があっても管理会社に歓迎されるぐらいです。
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