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ハンコ代とは

複数の金融機関から住宅ローンを借り入れている場合、ほとんどのケースで抵当権の優先順位が決まっています。融資が焦げ付いて競売になった場合、もっとも優先順位の高い債権者(一番抵当権者)の返済から割り当てられ、もし残りがあれば二番抵当権者に、さらに残りがあれば三番抵当権者に、というふうに配当されていきます。逆に、売却価格が一番抵当権者の残債務にも満たない場合は、二番抵当権者以下ヘはまったく配当されません。

任意売却の場合でも、このしくみがほぼ踏襲されます。ただし、大きく異なる点がひとつあり、たとえわずかであっても、すべての債権者にいくらかの返済が行われる、ということです。

競売の場合は、裁判所の法的強制力を持って抵当権が抹消されてしまいますので、債権者はなすすべもないのですが、それゆえになにもする必要がありません。しかし、任意売却の場合は、それにご同意いただく以上、抵当権抹消書類をご用意いただかなければなりません。「一円ももらえないのに、書類だけ用意する?」 そんなバカな話はないということで「ハンコ代」と称する配分が行われるわけです。

このハンコ代がいくらかをめぐって、もめることがあります。そうならないようにするには、無理な返済を続けてにっちもさっちもいかなくなってからではなく、先行きの見通しを立てて、まだ余裕がある間に任意売却交渉に入ったほうが得策です。

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