- 2013年5月23日 21:04
- 任意売却物語
今日、ある任意売却物件の購入申し込みがありました。さっそく配分案を作成し、債権者の応諾を得るべく交渉に入りましたが、まず問題なく認められる見込みです。そして決済日も、6月24日と決まりました。
そのお客様の応対履歴をあらためて見てみると、任意売却のご相談をお受けして、手続書類をお送りしたのが2011年6月23日。その後、任意売却に踏み切らず、返済を継続されるなどしたため、任意売却の申し込みをいただいたのが翌2012年8月。そして、ようやっと決済を迎えます。ご相談をお受けしてから、まるまる2年かかったことになります。
このお客様にかぎらず、最近は以前にご相談いただいた方から、再度ご相談をいただくケースが増えており、つい先日も昨年の6月にご相談いただいた方から、あらためて申し込みをしたいとのお申し出をいただいたところです。
任意売却では、申し込みをしてからでも、半年から1年近くかかることが珍しくありません。ですから、とにかくあわてないこと。最初のご相談の際に、もう引越しの予定を決めているという方もいらっしゃいますが、それはあまりにあわてすぎです。逆に、どんなに急いでもそんなに早くは売却できません。持ち家があるのに、外に家を借りるなんてもったいないことです。
任意売却は、のんびり構えて、じっくり考えてください。もちろん「やるとき」にはやらないといけませんが。そのための力を温存しておいてください。
無料相談電話:0120-961-881
- 新しい: 払えない理由をいくら説明してもダメ
- 古い: 世話の焼ける銀行員