- 2013年8月26日 00:28
- 任意売却物語
任意売却で意外とたいへんなのが、引っ越しの準備です。今までより大きな家に引っ越すのであれば、すべての荷物を段ボールに詰めて持っていけばいいので、なにも悩むことはないのですが、任意売却の場合はたいてい今よりも小さい家に引っ越すことになります。持っていくものと処分するものをひとつ一つ取捨選択しなければならないので、その作業が膨大になります。
中には、捨てるものが決められない人もいます。子供のころの通信簿、コンテストや大会でもらったトロフィーやメダルや表彰状、バリバリ仕事をしていた時に自分が制作した作品・・・どれも捨てるに捨てられません。
しかし、現実は冷酷です。自分自身にとって、家なる「箱」などどうでもいいと思うのですが、昔から大切にしていた思い出まで捨て去らなければならないことが、最もつらいことだと思っています。
しかし、いざというときには、割り切らねばなりません。私は、何を置いておくか否か、自分なりの基準を設けています。
自分が死ぬまでに、自らが蓋を開けて見ることがあるか。
自分が死んだ後に、遺族が開けて興味深く見てくれるかどうか。
そのふたつの条件に合致しないものは、すべて次のごみの日に出します。
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- 新しい: 家の売却は通常の経済行為
- 古い: 引越し代は、あらかじめ用意してもらえるわけではない