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任意売却が成立しなかった理由

「任意売却することにしても、もし売れなかったらどうなりますか?」というご質問をしばしばお受けします。

販売期間中に任意売却が成立しなかった場合、不動産競売の申し立てが行われますが、競売手続きを開始してから競落人が決定するまで、半年ほどの期間を要します。競売が終わるまでに買い手が見つかれば、任意売却が成立し、競売は取り下げられることになります。

住宅金融支援機構の任意売却販売期間は6ヶ月。さらに、競売の申立をして6ヶ月かかるわけですから、1年かそれ以上の間、販売活動を行うことができます。これだけの期間があれば、任意売却が成立しないということは、ほとんどありませんでした。

「ありませんでした」と過去形で申し上げたのは、最近、任意売却が成立せずに競売での決着に持ち込まれているケースがとても増えているからです。それはなぜでしょうか。

今、競売が終わろうとしている方の任意売却が始まったのは、昨年の前半です。一昨年の12月にさらなる金融緩和を掲げた第二次安倍内閣が発足し、バブリーな雰囲気が高まった時期でした。

買取業者の仕入れ意欲が高まり、そのころにすでに販売中だった物件がサクサクとさばけたのはよかったのですが「今から販売を開始しよう」という物件は、債権者から過大な評価を受けて、たいへんな高値での売り出しを求められました。はじめにあまりに高い売出価格がついてしまったために、その後に少々値下げをしても、売却可能な価格帯にまで十分下げられなかったのです。

そのような潮目が変わったのは、昨年の夏ごろです。それまで強気強気の姿勢を保っていた債権者の態度が急に柔軟になりました。これはまったくの推測ですが、任意売却の成立が極端に減り「これはおかしいぞ!?」ということになったのではないでしょうか。

趨勢は再び弱気に戻ってきていますので、今迎えているような惨状を繰り返すことはないでしょう。もっとも、それは景気が悪くなると見込まれることからくる「安心感」ではありますが・・・

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