- 2014年6月19日 02:35
- 任意売却物語
私が小学校2年生のとき、同じクラスに岡本くんというガキ大将がいました。ガキ大将と言っても背は低く、運動能力は私のほうがはるかに上。したがって、腕力もほとんどなかったでしょう。しかし、みんなが彼にひれ伏して、つきしたがっていました。今から思うと、なぜあそこまでみんなが卑屈にならなければならなかったのか不思議なのですが、ともかく理由はわかっています。彼の物言いが、ただひたすらエラそうだったからです。
「オレの言ったとおりにするんだぞ。もしそうしなかったら泣かすぞ!」と脅かされ、それに逆らおうものなら、彼との闘いに挑まなければならないと思うと、それを避けてしまう・・・今の自分の性格からすれば考えられないことですが、逆にそのような体験があったからこそ、今の自分があるのかもしれません。
前置きが長くなりましたが、任意売却のご相談をいただく方には、金融機関や弁護士に対して、異様なほどに卑屈な方がいらっしゃいます。なにもかもが言われたとおり。疑問に思うこともすべて飲み込んで、耐え忍んでいる姿を見ることがあります。
私がお話しすると「弁護士にそれとなく聞いてみます」とおっしゃるので「それとなく、ではなく、はっきり『それってどういうことなんですか?』と聞いてください。こちらが客なんですから、なんの遠慮もいりません」とアドバイスすると、かなりためらっていらっしゃいます。
そこのあなた、小学校2年生の時の私とそっくりですよ。
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