- 2015年1月18日 21:12
- 任意売却物語
住宅ローンの返済ができなくなり、延滞が始まると督促状が送られてきます。それから、最後に任意売却が終わるまでの間には、銀行、保証会社、債権回収会社、裁判所など、異なる発信者から文書を受け取ることになる場合もあります。
文書というものは、いずれもなにかを通知することが目的であることは当然ですが、その真意は異なります。「万が一にも、後から文句を言わせないために」という防衛的な文書もあれば「これを読めば、あわてて泣きついてくるだろう」という威嚇的な文書もあります。
そのような文書を初めて見る方にとっては、そのような判断ができないのは当然です。防衛的な文書を読めば、わけのわからんことをくどくど言ってくると怒り、威嚇的な文書を読むと、ただただ恐れおののくばかりで、人のアドバイスが耳に入らなくなりがちです。
あわててしまっては、自分がどう対処すればいいかを相手に尋ねることになります。それでは相手の思うつぼ。どう対処するかを相手に聞くのではなく、冷静にご自身で判断するようにしなければなりません。そのためには、まずは落ち着いて相談することです。
本当に人がびっくりするようなことをしかけるつもりであれば、それは秘密裏に行うものです。脅しの文書を読んで、びっくりしてしまうのはしかたがないとしても、あわてて行動に移さないように心がけてください。
無料相談電話:0120-961-881
- 新しい: 重要な情報は事務的に届く
- 古い: 管理費の滞納で強制競売?