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バブル期の高額物件は親族間売買

任意売却のご相談で現在の状況をお伺いしていたところ、残債額がやけに多いケースがありました。何年間もローンの返済をしてきたはずなのに、現在の新築物件の価格さえも上回るほどの残債があるのです。

たとえば、バブル最高潮だった1990年に、金利6%、35年返済で6000万円を借り入れたとしましょう。その間にローンの借り換えも繰り上げ返済も行わなかったとすれば、それから25年たった現在でも3000万円以上の債務が残っている計算になります。

築25年の中古住宅となれば、建物の価値はほとんどなく、土地の価格は数分の一にまで下がっていて、今売却しようとしても1500万円がいいところ。現に、近隣では2500万円ぐらいで新築物件が販売されている、といったケースも現実にあります。

購入したのは35歳のときで今年で60歳。定年延長があったとしても収入は激減するとなると、残り10年間で3000万円も返済できるものではありません。しかし、その家を将来受け継ぐことになる親族の協力も得て、どうにかこうにか返済を続けている方もいらっしゃることでしょう。

このような場合、親族間売買を検討してみる価値がありそうです。自身の力だけではローンを完済することはできないのですから、返済の継続を断念して任意売却を行うこととし、時価額の1500万円で親族に売却します。このようにすれば、今後3000万円もの返済をしなければ家を取り上げられてしまうところを、1500万円の負担で住み続けることができます。

「ずいぶんと虫のいい話で、そんなことが許されるのか?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、バブルのつけを親族に負担させろ、というのはもっと虫のいいお話です。バブルが招いた後遺症にたいして、金融機関にはその責任の一端がありますが、債務者の親族にはまったくありません。

無料相談電話:0120-961-881





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