- 2015年3月13日 21:34
- 任意売却物語
住宅ローンの支払いに窮すると、あらゆるところへの支払いが厳しくなります。そうなると、支払先に優先順位をつけて「支払わないといけない先には支払うが、後回しでいいところには支払わない」ということが起きます。
そのこと自身はあり得ることですが、問題はどういう基準でその優先順位を決めているか・・・です。明確にそれが言える人はあまりいません。単なる思い込みや思いつきによっていて、はたから見ていると「そこまでなめていたら、逆襲されてもしかたないですよ」という場合もあります。
任意売却の仕事に携わっていて、私が恐ろしいと思うのは(1)地方公共団体の税務課 (2)国税庁 (3)配偶者 (4)ヤミ金 (5)債権回収会社 (6)消費者金融 の順でしょうか。
とりわけ(1)(2)(3)は容易ならざる相手です。さらに(1)と(2)は・・・
- 裁判にかけなくても、差し押さえができます。
- 自宅に踏み込んでの強制捜査ができます。
- 自己破産しても免責が認められません。
以前、NHKの「あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑」というテレビ番組で「宮城県地方税滞納整理機構」という滞納税取り立て専門部隊の「活躍ぶり」が取り上げられ、ホームページにも紹介されています。その取り立ての様子はすさまじいもので、債権回収会社や消費者金融などとはレベルが違いました。「人権を無視している」という強い批判もあるようです。
http://www.nhk.or.jp/u29design/zukan/253/top.html
無料相談電話:0120-961-881
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