- 2015年3月21日 20:43
- 任意売却物語
茨城租税債権管理機構から税の取り立てを受けていて「税金を払うだけの人生はむなしい」という遺書を残して、今年1月に自殺された方がいらっしゃったそうです。とても痛ましいことではありますが、しかし自殺したからといって免責されるわけでもなく、その債務は遺族にかぶせられるだけ。遺族が相続放棄することで、問題が解決していればよいのですが・・・
そのことが県議会で問題にはなっているそうですが、取り立てる側にとってはそんなことは知ったことではありません。「私に死ねと言うのですか?」と気色ばんだところで「どうぞ、ご自由に。相続人に請求しますから」と言わんばかりに、適当にあしらわれるのがオチでしょう。かくにも、お役所とは恐ろしいところなのです。
住宅ローンなどの一般債務は、最悪でも自己破産することで問題解決が図れますが、税金はそうはなりません。その恐ろしさを知らずに、税金よりも金融機関への返済を優先していると、にっちもさっちもいかなくなってしまいます。
なにごとも人の言いなりになっていては、自分を守ることはできません。取り立てられたからと言って、場当たり的に唯々諾々と従っていたら、今はなにも言ってきていない、ほんとうに恐ろしいところが最後にやってきます。
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