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中古住宅を購入するときは「ウソ」をつかなければならない

任意売却物件を購入することを決めると、仲介の不動産業者から住民登録をその物件の住所にあらかじめ移しておくように求められます。そして、言われたとおりに役所に転入届を出しに行き、役所の窓口の人に「いつ引越しされましたか?」と聞かれたら、どう答えたらいいのでしょうか。

この場合は「はい! 昨日引越ししました!」と言わなければなりません。別に、昨日でなければならないというわけではありませんが、とにかくもう引越しが終わっていることにするのです。このように言うと、まるで役所にウソをつくように指図しているようですが、これにはふたつの理由があります。

ひとつは、住宅ローンを融資する金融機関が、本人の家の購入資金に充てることを確認するために、購入物件が住所になっている住民票の提出を求めてくるからです。そしてもうひとつは、本人が居住するための住宅を購入する場合、登記に際しての登録免許税の軽減措置がありますが、その軽減措置を受けるために「自己の居住の用に供する家屋」であることを示すためです。要するに、銀行と法務局の求めに応じて、役所にウソをつかなければならないのです。

このことは、任意売却物件に限らず、中古住宅を購入する場合はすべて当てはまるのですが、ほとんどの方にとって家を購入するのは初めての経験ですから「任意売却というなにやらややこしい物件だから、そんなやましいことをしなければならないのか?」と誤解される方もいらっしゃるかもしれません。

逆に売主のほうは、実際の引越しが終わっていても、物件の引き渡しが終わるまで住民登録を移しません。売主の住所が変わってしまうと、住所変更登記が必要になり、余計な手間と費用がかかってしまうからです。

したがって、しばらくの間は「赤の他人同士が、同じ家に住んでいる」ことになります。「もし役所の人にそのことを突っ込まれたらどうしよう?」と心配されることはありません。そのようなことを聞くほうがヤボというもので、万が一本当に聞かれたとしたら「はい! いっしょに住んでました!」と言って差し上げましょう。その役所の係の人も、中古住宅を購入するときには同じことをするのですから。

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