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期限の利益の喪失とは

住宅ローンに限らず、お金の貸し借りの契約には「いつまでに返済します」という期日が必ず盛り込まれます。返済期日とは、債務者にとってはそれまでに返済しなければならない期日のことですが、債権者にとってはそれまでは待たなくてはならない期日…ということでもあります。つまり「急にお金が必要になったから、貸していたお金を今すぐ返してくれ」とは言えないようになっているわけです。その待ってもらう権利と言えるものが「期限の利益」です。

住宅ローンの場合、最後の支払い期日は何十年も先の話ですが、それまで待ってくれるのは契約通りに月々の支払いを行っている場合です。その返済の約束が守れなくなったら、残額すべてについての待ってもらう権利を失います。それを「期限の利益の喪失」と言います。期限の利益を喪失する時期は、住宅ローンの場合は6ヶ月である場合が多く、契約上は3ヶ月になっていても6ヶ月まで待ってくれる場合も少なくありません。

このように書くと「期限の利益を喪失したら、たいへんなことになるのか」と思われるかもしれませんが、そうではありません。期限の利益がある間は、債権者は「家を売却しなさい」と債権者に言うことはできませんし、債務者の側から「売却してもいいですか?」と聞かれても、残債務が全額返済されなければ認めるわけにはいきません。

期限の利益を喪失すると、残債務の一括請求になり、そこから初めて任意売却についての話し合いが始まります。法律的な理屈で少々わかりにくいのですが、相手がギブアップしないうちは手を緩めるわけにはいかず、ギブアップするとそれまでの闘いは終わり、その後の処理の検討が新たに始まる…と考えると、少しはわかりやすくなるでしょうか。

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