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「任意売却」という言葉の定義

Yahoo知恵袋やOKwaveのような質問サイトは、意外なことを知ることもできる反面、間違った答えが書かれていることも少なくありません。さらに、その間違った回答がベストアンサーになったりしていると、なんともやるせない気分になります。

ある質問サイトに「任意売却するまで返済はしなくていいか?」という質問があり、その問いに対して「任意売却が決まるまで返済を続けたほうがいい」という答えがありました。住宅ローンの返済に困って、任意売却のことを調べている人にとっては、ますますわけがわからなくなってしまう回答です。

これは「任意売却」という言葉がきちんと定義されずに、さまざまな意味で使用されていることから生じるものです。その回答者はおそらく、売却によってローンの残債が全額返済になることを前提にしているのでしょう。

確かに金融機関では、ローンの返済が滞っている債務者が物件を売却することをすべて任意売却と呼ぶ場合があります。そのため、同じ「任意売却」という言葉でも「全額返済になる売却」と「全額返済にならない売却」の両方を含んでいて、金融機関の担当者に任意売却の意向を伝えると「全額返済できるんですか?」と聞かれる場合があります。

しかし、不動産業界においては、そのような意味で任意売却という言葉は使いません。全額返済になるのであれば、それは通常の売却であって、全額返済できない場合のみを通常の売却や不動産競売と区別するために「任意売却」と呼んでいます。

そのため「任意売却が決まるまで返済を継続する」とは、まったく矛盾している話にしか聞こえません。返済が続く限りは、全額返済にならない売却が認められることはないからです。

このように、用語の意味が必ずしも定まっていない、あるいは誤用されている場合がありますので、話が噛み合わないと思ったら、その点に注意して確認する必要があります。

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