- 2015年8月18日 16:20
- 任意売却物語
任意売却が終了し、しばらく経った後、残債務の返済のことでご相談をいただくことがあります。ご相談いただくことは一向にかまわないのですが、任意売却が成立した際にお話ししたことの繰り返しになる場合がほとんどです。今後どのように対処するかは、生活状況に合わせたかたちで方針を決めたはずです。それを忠実に実行していただけばいいのですが、不安心理にさいなまれて何度もお尋ねになるわけです。
返済についての合意が得られず、話し合いが平行線になれば、次に相手がどのような手を打ってくるかはわかりません。そのようなことを先読みして心配してもしかたありません。中には、現になにも困った問題が起きているわけではないのに、ありえもしないようなことも含めて心配のタネを探して、ただマゾヒスティックな快感?に浸っているようにしか見えない方もいらっしゃいます。「どう行動すればいいか」ということから離れてしまっては、アドバイスのしようがありません。
英語の諺に、Never trouble trouble till trouble troubles you. というものがあります。「なにも困っていないうちから悩むな」という意味です。手遅れにならないように手立てを考えることは大切なことですが、考えたうえで方針を立てた後は、心配で気が気でなくても、落ち着いて対処することを自らに言い聞かせてじっと辛抱しましょう。
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