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全額繰上償還請求とは?

ローン契約とは、まとまったお金を借りて、少しずつ分割払いで返済していく約束のことです。35年ローンで毎月10万円を返済する契約であれば、最後の10万円を返済するのは35年後です。借りた側の立場から言うと、それまで返済を待ってもらう権利があります。お金を貸したほうがいくらお金に困ったからといっても、後から「分割払いはやめて、一括で返済してください」とは言えません。

しかし、月々返済するという約束だったのに、借りた側がそれを守らなかった(つまり、ローンの返済が滞った)場合、約束を守らなかったペナルティとして、待ってもらう権利を失います。このことを「期限の利益の喪失」と言い、期限の利益を喪失すると「残債務全額を今すぐ耳を揃えて返してください」と言われてしまいます。この請求を「全額繰上償還請求」と言います。

金融機関は、自らがこの全額繰上償還請求をした後でないと、任意売却を受け付けません。金融機関がなにかのアクションを起こすためには、後々法律上のトラブルが生じないように、文書による証拠を残しておきます。その手続きが進まないうちは、飛び越えて次に進むわけにはいかないのです。

「あなたはローン契約を守らなかったですよね?」
「私は、いついつまでに返済していただかないと、全額繰上償還請求するって伝えましたよね?」
「実際に、全額繰上償還請求をしましたよね?」
「それでも支払いがなければ、競売等の手続きをとることもあるって伝えましたよね?」

そういうことを一つひとつ念を押すように堅苦しい文書を送って、確かな証拠を残しておき、後になってから「そんな話は聞いていない。知らなかった。認めない」などと言われないようにしているのです。

ですから、そのような形式的な文書を受け取るたびに、びっくりして不安になることはありません。もとより任意売却をされるおつもりなら、全然気にすることはないものばかりです。

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